お昼ごはんを節約した話
5月頃に体脂肪計を買った。
体重計の形をしていて、乗って計ると体脂肪や内臓脂肪、皮下脂肪や筋肉量が測れる最新型の体脂肪計だ。
NHKのためしてガッテンの「計るだけダイエット」の用紙をプリントアウトし、毎日体重と体脂肪をつけることを始めた。
朝晩計測し、グラフ化していくものだけど、順調にダイエットが成功している。
ただ、それが成功しているきっかけは「計るだけダイエット」のせいではなく、同じ頃にブートキャンプを始めたせいだ。
朝、ブートキャンプ分も考慮して早起きして、30分程度運動する。
時間になったら途中でもやめるし、ビリーバンドは使わずに、1kgのダンベルで代用してたりするけど、秋以降順調に成果が出て、今のところ体重、体脂肪ともに3kg、3%減少している。
もっとも、体重体脂肪の減少が顕著となった10月以降、DSでヨガを始めていて、こっちも毎日やっているから、案外ヨガのおかげで痩せてきてる可能性もある。
結局ダイエットするときって複数の方法を併用するから、本当の原因は何だったのかはわかりにくくなりがちだ。
ただ、少なくとも体脂肪計、ブートキャンプ、ヨガの三つを組み合わせたら、私も旦那もそれぞれ3kg3%ずつ減量に成功してるのは事実だ。
今日12月20日にはDSの「どこでもピラティス」が発売になった。
今度これも購入予定なので、さらなるダイエット効果が報告できるかもしれない。
これらのダイエット効果とともに最近実践してるのが、「お昼ご飯ダイエット」だ。
11月、私は年に1度の繁忙期を迎える。
その際には集中力の維持がカギとなるため、少しでも集中力を維持するためにお昼ご飯を食べるのをやめる。
ごはんを食べるとどうも集中力が落ちて緩慢になることが確認されていたためだ。
ごはんがいけないって言っても、朝ごはんを抜くのは逆効果で、ちゃんと起きたぞってことを体に認識させるためには、コーンフレークでも、クラッカーでもなんでもいいからとにかく何らかの朝食を食べることは大事だ。
だけど昼ごはんは逆効果だ。
私の場合、昼寝とかの習慣はないし居眠りとかもしないんだけど、なんとなく昼ごはん後は集中力が落ちることを感じている。
で、11月は昼ごはんを抜いた。
これが調子がいい。
そもそも、私の場合自宅仕事なため、一般の会社員の人に比べても運動量が少ないんだと思う。
だから、一日三食も食べた日には明らかにカロリーオーバーとなる。
普通に朝ごはんを食べて、昼ごはんを抜いて、夜ご飯を食べるようにすると、それがちょうど体の欲してた食料って感じで、昼ごはんを抜いてもお腹がすくこともなかった。
そのため繁忙期が過ぎた今も、昼ごはんは基本的に食べない形を維持している。
最近の体重の減少にはこれも関係していると思う。
これに加えて、旦那がいないときには夜ご飯のメニューも毎回決まっている。
牛タタキだ。
近くのスーパーの肉売場で、調理された牛タタキがタレつきで売られている。
これを買ってきて、クレソンを1束添えて、タレににんにくをすりおろしたのを加えて食べる。
牛タタキは80gくらいだ。
これが一人のときの夜ご飯のすべてで、ずっと前から旦那がいないときはこれって決めてるので習慣はずっと変わっていない。
なぜ旦那がいるときに牛タタキにしないかというと、一つは、80g380円くらいなので、経済的によくないということがある。
2パック買えばいいってほど甘くはない。
まず、旦那は一人前80gの肉じゃ納得しないからだ。
200gとかないとダメなので、私が食べる分も含めば4パック買わなきゃならなくなる。
それに、牛タタキ一品っていうのもちょっと、って感じで、他のメニューも足さなきゃいけなくなる。
そうすると、牛タタキは値段のわりに満足感の少ないメニューってことになるのだ。
もう一つは、旦那が変なところで「グルメ」であるためだ。
出張とかが多いので、私よりもおいしい食べ物をたくさん知っている。
沖縄(は一緒に行ったけど)で食べた牛たたきがすごかった。
今までに食べたことのない素晴らしいものだった。
あれを食べちゃってからこのかた、旦那はそんじょそこらの牛タタキでは納得しなくなった。
けっこう高いのに喜ばれないんじゃあ、わざわざメニューにしようとは思わなくなる。
なので、旦那がいないときの定番食品が牛タタキになったってわけだ。
昨日は旦那が忘年会で晩御飯がいらなかったので、定番の牛タタキを買って来て、晩御飯とした。
昼ごはんは食べなかったので、昨日の食事は朝のチャーハン(旦那のお弁当の残りで、少しだけね)と晩の牛タタキだけだった。
明らかにカロリーが少ない。たぶん両方で400kcalくらいだろう。
期待するよね、体重。
たしかに、夜はかった体重は、過去最低となり、さらにダイエット効果を更新した。
ただ、問題は体脂肪だ。
体脂肪は増えていた。
皮下脂肪と筋肉量の数値もおかしい。
筋肉量が減っているらしいのだ。
体重が減っても体脂肪が増えるようじゃダイエットは失敗だ。
どうも、5月以来体重を記録していてわかったのは、食べる量が少なくて体重が減った場合、その分体脂肪が増えるってことだ。
現在の家庭用体脂肪計は、電波みたいのを通して、抵抗の量で決まるらしい。
脂肪は電波を通しにくくって、筋肉や水分は電波を通しやすいから、脂肪が多い場合だけでなく、水分が不足してる場合にも体脂肪率は高くなる。
食事が少ないと、明らかに水分量が少なくなるということらしい。
というわけで、昨日の反省を生かした本日の昼ごはんはスパゲティにした。
朝から妙にスパゲティ食いたいって気分になってたから、今日は朝を抜いて昼をスパゲティにする予定でいた。
今一番気に入ってるパスタソースはキューピーのイカ墨ソースだから、それを午前中の間に買って来て、スパゲティを作ってそれをかけようと思っていた。
ただ、問題は、買い物を午前中にやるのが面倒くさいということだった。
午前中はもっとも集中力が良い時間帯であるため、買い物なんかでつぶされたくない。
あと、夜ご飯のメニューを考えるにあたって、午前中では早すぎて思いつかないというのもある。
だから、できることなら、昼ごはんのためだけに買い物には行きたくない。
また、昼ごはんごときにお金をかけるとは、という自制心もある。
なんとなく昼ごはんどうしようかなあ、とか思いながら過ごしてるうちに、冷蔵庫にナスがあることを思い出した。
ソーセージとタマネギがあることはわかってたんだけど、それだけでナポリタンを作った場合、なんとなく腑抜けな感じになる。ピーマンかなんか一品ほしい。
そこでナスを思い出し、それならどうにかなるのではないかと思った。
ナスとタマネギを1個ずつ使い、ソーセージは2本。
それでナポリタンを一人前作ってみたら、これが良い。
タマネギ1個ってやっぱり一人前としては相当なボリューム感がある。
ついでにパスタの量をごく少量にしてみた点も、具のボリューム感に貢献してる。
実質的にはタマネギでボリュームアップしてるので、カロリーはそれほどではないと思う。
だけど、食べたときのボリュームは大きいので水分量は十分だと思う。
効果は今晩体脂肪を測ったときにわかるが、おそらく昨日のような、単純に量を減らしただけの食生活と比べて、体脂肪に良い効果があるに違いない。
ボリュームアップ(体脂肪低下)と節約に都合が良いのは、家にある日持ちのする野菜だということがよくわかった。
今回の提案は、
・一日中家にいる人に一日三食は多すぎる
・一食抜く効果は、お金だけでなく、ダイエットや集中力にも効く
・家に日持ちのする安い野菜があれば、スパゲッティのレトルトの調味料を買う必要がなくなるので、一食300円くらい節約できる
の三点だ。
お昼ごはんを中途半端に贅沢にするよりも、その贅沢を、家族と一緒に食べる夜ご飯に集中させるほうが、ずっと有意義だと思うのだ。
(会社員のお昼ご飯についてはまた今度書きます)
(H19.12.20)
★この方法の効果
・お昼を抜けば、集中力がアップする
・お昼ごはんを買うために、わざわざ買い物に行く必要がない
・ダイエット効果も期待できる。