5Rってなに?

2000年、循環型社会形成推進基本法ができ、2003年1月より施行されています。
「循環型社会」とは、廃棄物などを再活用してごみをなるべく出さない社会のことです。
自然を破壊して大量に作られ、飽きたり壊れたりすれば捨てられ埋め立てられる、というのがモノの一生ですが、この「捨てる・埋め立てる」の部分を回避し、なるべく輪廻転生させようというのが、最近の廃棄物への考え方。
循環型社会形成推進基本法では、廃棄物処理の優先順位が決められています。
その順位は
(1)発生抑制(Reduce=リデュース)
(2)再使用(Reuse=リユース)
(3)再生利用(Recycle=リサイクル)
(4)熱回収
(5)適正処分

となっています。

(1)(2)(3)は消費者が実行できる行動で、これを「3R」といいます。
経済産業省では3R政策として、HPも作っています。

では5Rとはなんでしょうか。
実は「5R」という言葉には、3Rのような法に裏付けられた厳密な定義はありません。
ただ、「消費者にできる行動」という観点から一般には、
(1)拒否(Refuse=リフューズ)
(2)発生抑制(Reduce=リデュース)
(3)再使用(Reuse=リユース)
(4)修理(Repair=リペア)
(5)再生利用(Recycle=リサイクル)

を5Rとする考え方が有力です。
また、このうち(4)以外の4つを「4R」ということもあります。

平成16年の基本コース問題で、「レジ袋を拒否する」は4Rのどれにあたるかを答える問題が出題されました。
レジ袋で5Rをやるとどうなるでしょうか。
(1)「袋いらないです」ともらわない(=拒否)
(2)2枚くれそうなところを1枚だけもらう。ナマ物をビニールにひとつずついれたりセロテープを止めない(=抑制)
(3)もらったレジ袋をぬれた水着やタオルをいれるために使う(=再使用)
(4)レジ袋が破れたりしてもセロテープで修理するなどして使う(=修理)
(5)レジ袋を原料にしてなにか他のものを作る。消費者としては資源回収に協力するなどの行動があたる(=再生利用)

こんな感じだろうと思います。

新聞なんかも結構ゴミになると膨大ですよね。うちなど、3紙とっているので読むのが追いつきません。
新聞で4R(修理はしないから、普通)をやるとどうなるでしょうか。
(1)新聞をとらない(=拒否)
(2)朝日、日経、日経流通の3紙のうち1紙か2紙をリストラする(=発生抑制)
(3)野菜を包んだりするのに使う(=再使用)
(4)古新聞の日などにちゃんと広告と分別して再生しやすいようにして出す(=リサイクル)

という感じかな。
やはり(1)が一番何もしなくて良いというか楽だなあ、という感じはします。
まあ、なんでもリフューズしちゃってると人生つまらなくなりそうではあるけど。

(H17.2.15)