更新講座について

数ある資格の中には、一度合格すれば更新などをすることなく永久に資格名を名乗れる資格と、数年に一回更新する必要がある資格があります。
資格を取る前に、これについても確認しておきましょう。
意識せずに取ってしまうと維持するのに大変なお金がかかる資格もあります。
たとえばFP(ファイナンシャルプランナー)には、日本FP協会認定のAFP、CFP資格と国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士がありますが、前者は2年ごとに更新講座を受ける必要があり、日本FP協会の会費も毎年かかります。
後者は一度とってしまえば更新や会費は必要ありません。

消費生活アドバイザーの資格も、5年ごとに更新をしなければなりません。
更新に必要な条件は
・5年間に4つ以上の更新講座を受講する(1講座2700円×4)
・更新時に手数料がかかる(10500円)
の2点です。
この条件と、資格を保有する価値を比較して、受験を決めると良いでしょう。

なお、更新講座は会場に出向いて講義を聴くタイプの講座(定員あり)と、自宅で聴講できるeラーニング講座(定員なし)があり、どちらも1講座90分程度です。

今、私の手元に2008年の更新講座の案内がありますので、この内容を少し説明してみましょう。

(1)講座の申し込み

会場に出向くタイプの講座はたとえば東京地区の場合36講座あり、6月末~7月の土日に開催されます。参加したい講座を選んで申し込む形になります。
案内についている申し込み葉書に第6希望まで記入できるようになっています。
定員制なので、第1希望が必ず受講できるとは限りませんが、更新期限が近い人は優先的に受講できるなどの配慮はされているようです。
昨年から導入されたeラーニングについては定員はありません。メールで申し込めば全員が受講できます。

(2)講座の種類

会場で受ける講座の定員は80名~270名と大人数です。したがって講師の話を聴くタイプの講座となります。指名されて何か答えなければならなかったり、発表をさせられたりといったことは少なくとも私が過去に受講した講座ではありませんでした。
講義分野は法律、経済、経営、環境、福祉、消費者問題、独占禁止法、食生活などがあり、講義内容はたとえば「家電リサイクルの現状」のような形で提示され、講師名が書かれています。これだけの情報からどの講座を受講するか直感的に(?)選ぶ形となります。
eラーニング講座は2007年から始まったためもあるかと思いますが種類が少なく今年は3講座です。
インターネット関連が2講座と食生活が1講座で、この中から選ばなければなりません。
会場が限られ、遠方などでeラーニングを選ばざるを得ない人も多いことを考えると、インターネット関連が3つのうち2つというのはちょっとおもしろくないと思います。
今後もっと講座数を増やして欲しい、というのが私の希望です。
会場の講座をeラーニングで中継して聴講、なんてことができると良いなあと思います。

(3)講座の修了

会場の場合には、事前に送られてくる受講票を当日持参して出席が確認されればそれでOKです。遅刻も30分まで許されます。テストのようなものはありません。
eラーニング講座の場合は講座聴講後に10問の簡単なテストを受け、6問以上正解すれば修了となります。
ただし、講座を聴いていれば満点のとれるような簡単なテストで、間違えれば何度でも受けなおすことができますので「不合格」にはなりません。

(4)開催地

札幌、東京、名古屋、大阪、高松、福岡で開催されますが、これがけっこう東京偏重(笑)。
東京では6~7月の土日で5日間開催され全部で36講座もあります。
これに対して大阪は6月に2日間で14講座、名古屋は7月に1日で8講座。
札幌、四国、福岡はいずれも1日3講座ずつです。
東京以外の会場で受講する場合、自ずと受講する講座の内容が制限されてしまいます。

今年度の更新講座案内を見て、日本産業協会の「やる気」を感じました。
上では東京偏重・・・とか書いてしまいましたがそれでも今年は例年より15講座も講座数が増えているのです。
昨年からeラーニングが導入されたのも、大変ありがたいです。
ぜひ今後も良い講座を増やしていただきたいと思います。
(個人的には通信講座とか受けてみたい)

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