テキストの汚し方

前回、一回目の通読ではテキストに何も書き込まないことをお勧めしました。しかし、二回目三回目と学習を重ねていく際にはむしろテキストを汚すと良いです。その際、傍線や蛍光ペンの色は、きちんとしたルールを作って使い分けるようにします。たとえばこんなルールはいかがでしょう。


(1)問題集で躓いたところ(不正解の他、まぐれ当たりも含む)にしるしを付ける
不正解となった問題や、たまたま正解できたけれどもうまく説明できない問題は放置せず、テキストで該当個所を確認し、しっかり理解するようにしましょう。問題集の答え合わせをする際、テキストの該当個所にしるしを付けておきましょう。しるしが付いた部分が自分の弱点で、復習の必要がある項目ということになります。


(2)過去の出題年度を赤で記入する
過去問題集は産業能率大学から出版されており、5月くらいに前年の分が発行されます。会社で過去問題集を購入している場合や、消費生活センターの図書室に置いてある場合もあるでしょう。過去問を入手できたら、一問ずつ出題項目を調べ、「H23」など出題年度を書きこみます。これで重要項目が一目でわかります。「試験に出た用語集」では過去5年間に出題された用語を集め、何年度に出題されたかもわかるようにしています。よろしければこちらもご活用ください。


(3)疑問や問題意識をメモする
テキストを読みながら意見や感想を持つことがあると思います。テキストの説明ではよく理解できない、というケースもあります。感じた疑問や意見をテキストに書き込んでおくと、学習の過程が明確になります。何度も読み返していくうちに、疑問が解決していくこともありますし、補足すべき資料も明確になります。問題意識を持つことは、二次試験の準備にもなります。


(4)自分が出題者なら正誤問題に使うだろうな、と思うところをマークする
出題者の気持ちになってテキストを読むという方法もあります。「自分が出題者ならここで引っかけるだろうな」と感じた部分はたぶん間違えやすい部分です。そうした項目にマークをつけておき、何度も復習すると良いでしょう。
この際、しるしを付けた理由を区別するために、(1)は赤、(3)は青、(4)は緑というように書き込むときの色も決めておきましょう。