学習スケジュールを考える上でのポイント

平成25年度の消費生活アドバイザー試験は一次試験が10/6(日)、二次試験が11/30(土)と12/1(日)です。一次試験の発表は11月上旬となっており、今年の暦で見ると11/5か11/6あたりが濃厚です。
一次試験の合格ラインは65%程度と発表されており、一次試験の正答は一次試験当日の夜か翌日中にはインターネット上に掲載されると思います。ですから一応自己採点することで一次の合否をある程度は予測することができます。しかし65%前後の得点だった場合などには一次試験の結果発表があるまでは半信半疑、のような状態にもなりがちです。そのため、二次試験の準備にかけられる時間がどうしても短くなってしまう、というのが受験生共通の悩みとなります。
とくに二次試験の論文は記述式ですので、選択肢のある一次試験とは違った準備が必要です。一次試験のような選択式の問題であれば他の資格の勉強などで経験しているケースは多いと思いますが、論文のような形式の問題には久しく対応していない人も多いでしょう。つまり、学習スケジュールの肝は、二次の論文の準備をどのように計画するか、というところになると思います。
うまく計画に組み入れるためには以下のことに留意しましょう。
◯ある程度知識がつかないと論文作成は無理
この試験では一次で知識レベル、二次で適性を見ます。つまり論文で多少間違えた知識を書いてしまっても即不合格とはなりません。だから最終的な論文練習では知識の正確さよりも意見や考え方を磨いておきたいです。しかし、そうは言っても知識が全くない状態で意見などは書けるものではありません。最低限、一次試験の2時限目と3時限目の学習が進んだ状態でないと論文の練習には着手できません。
◯一次試験から受験する場合、直前の9月は一次試験用の暗記などが優先となる
計画は修正されるのが世の常。おそらく、大方の人は計画通りに進まずに、直前に追い込みをかけることになると思います。一次試験直前の9月に、悠長に論文の勉強などまず出来ないと思っておきましょう。一次と二次を並行して学習するなら一次準備がある程度進んだ後、8月くらいまでに論文の練習を入れると良いでしょう。
◯文章を書くことは人に説明することと同じ
人に説明することで、自分の理解が深まった、という経験をお持ちの方は多いと思います。言葉でうまく説明できなかった理由を突き詰めると、自分自身がよく理解していなかったせいだと気づいたりします。知識を文章にするという作業も、人に説明することと同じで、アウトプットをすることにより、理解が深まったり弱点がみつかったりします。法律分野や環境はとくに一次試験の知識がそのまま使える出題も多いため、こうした科目について論文を作成することは、一次の準備にもなります。例えばクーリングオフについてひと通り学習したら、文章で説明してみてください。文章にすることで、より理解が深まり、記憶も定着するので、一次の準備と二次の準備を同時にやっていることになります。
◯消費生活専門相談員を併願する人は10月時点ですでに論文の勉強をある程度進めている
消費生活専門相談員試験はアドバイザー試験と同時期に行われますが、一次試験に論文があります。そのため専門相談員を併願している人は10月時点で論文学習がある程度終わっているのです。そうしたライバルもいることを考えると、アドバイザー試験のみを受ける場合でも二次の準備を進めておく方が安心です。一次試験後にヨーイドンとなったとき、あまりに論文学習で差をつけられていると、どうしても不利になってしまいます。